
2020年に突如として世界中を災厄の渦に巻き込んだ新型コロナウィルスは、経済を停止させ深刻な景気後退を引き起こし、社会を破壊し、わたしたちの日常生活を一変させ、子どもたちの生活にも大きな暗い影を落としました。
店舗や仕事を失った大人も数多く、子どもたちの衣食住すらままならなくなってきました。
一斉休校は、子どもの食事にも影響を与え、給食がないせいで三食をまともに食べられない子どもも増えていると聞きます。
また同時に、近年、度重なる豪雨災害のため、土砂災害や浸水被害または避難生活により、一時的にであっても家を追われた子どもたちも少なくありません。
そのような不安な社会情勢の中、私たちのすべきことは、健全で効果的なウィルス対策をして大人や子どもがウィルスに感染しないようにすること、および、生きる力や防災に関する教育に力を入れ、子どもたちの健康と健全な成長を守ることであると考えました。
また、子どもたちが最も長い時間を過ごすのが、学校であることから考えても、学校生活における子どもたちの健康を守ることは大きな意味があります。
そこで、わたしたちは、子どもたちがあらゆる意味で新型コロナウィルスに負けないよう物資と教育の両面から支援し、自然災害や事故などの危険から自分の身を守れるような教育を施し、ときには学習や生活に関する支援をしていきたいと考えています。
わたしたちにできることはまだ未知数ですが、できることから始めていきます。
まだまだ力不足の私たちの手探りの活動に、どうぞ皆様の温かいご理解とご支援をいただければ幸いです。