
新型コロナウィルスの感染対策として、おもに感染拡大地域の小中高等学校では児童生徒にフェイスシールドの着用を義務付けている学校もあります。
しかし、学校現場でのフェイスシールドの着用については、専門家からも反対や疑問の声が上がっております。
また、マスク着用についても、夏を迎え気温が上昇してくる中、三密を避けるために窓を開放しなければならない教室では、マスクによる熱中症や酸欠などの健康被害も懸念されており、さらに、マスクやフェイスシールドの強制着用による、子どもたちの精神面の健康に悪影響があるのでは、とも危惧されています。
そこで、わたしたちは、子どもたちが学校現場で着用するマスクやフェイスシールドに関して、より快適でより健康面に配慮したものができないか、と考えました。
現在は、圧迫感のないフェイスシールドを手作りし、近隣の小学校に無償配布する準備を進めています。
あわせて、マスクに代わる夏用のフェイスガードも手作りできないものかと試行錯誤しております。
わたしたちの活動の中心は、まずは新型コロナウィルス対策をしつつ、この夏の子どもたちの学校生活における心身の健康を守ることに据えています。
来年になり、コロナ禍がいったんの収束を見た場合には、その他の目的である、防災教育、学習・生活支援などに力を入れてまいります。
多くの方々との協力を図りながら、まずはこの夏を乗り切っていきましょう。