マウスシールドは、現在、世の中では人気がなくなってきてしまいました。
ニュースで流されるスパコン富岳による飛沫の飛散映像が一人歩きして、マイクロ飛沫やエアロゾルを防ぐには不織布マスクでなくてはダメだ、と誤解されています。
富岳のデータは理化学研究所から出されたものですが、さまざまな研究結果では、もっと多くのデータが出されており、飛沫の飛散についても、どの因子を考慮するかで結果が変わってくることが明示されています。
理化学研究所のウェブサイト
https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugaku/corona/projects/tsubokura.html
ニュース映像で流されている飛散の様子はひとつの結果に過ぎず、空調や乾燥などの前提が考慮されていません。
にも関わらず、映像だけを見た人が、不織布マスクでないとだめだ、と誤解するのです。
富岳のせいではありません。
そもそも、理化学研究所自身が、富岳のデータ結果をもとにしてフェイスシールドを考案しています。
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2012/08/news111.html
私たちは引き続き、マスクの健康被害の危険性について警鐘を鳴らし、マウスシールドでも充分効果があることを広めたいと思います。
