マスクだけでない手洗いや手の消毒を

マスクだけでない手洗いや手の消毒を

新型コロナウィルスの感染経路については、感染者の飛沫が直接わたしたちの顔の粘膜に飛び散るというのは可能性としては低いと考えられています。

従来からエアロゾルとなった微粒子の飛沫が空気中を漂い、私たちがそれを吸い込むことによる感染リスクも指摘されていましたが、最近では、マイクロ飛沫や空気感染の可能性すら指摘し始められました。

しかし、上記の二つ以上に高い感染リスクがあると危惧されているのが、感染者の飛沫がかかった箇所をわたしたちが知らず知らずのうちに触っており、その手で私たちが口や鼻や目を触ることにより、手から顔へとウィルスがうつってきて顔の粘膜から感染するというものです。

この感染経路が最も危険だという言い方もできるでしょう。

  

  

  

青野氏によるまとめ
https://note.com/syuichiao

  

そこで、共用物や、他人も存在する場所で何かを触ったら、けして自分の顔や身体などを触らず、手をきちんと洗う必要があります。

  

また、水道のないところでは手指の消毒が効果的です。

最近では、店舗や公共機関に消毒アルコールなどが設置されているために、そういう場所へ行くたびに手指の消毒をする習慣を持つようになった人も多いでしょうが、それだけでは足りません。

日常生活のありとあらゆるものにウィルス付着の危険性があり、本来は、あらゆるものを触るたびに手指の消毒が必要となるのです。

  

そこで、わたしたちは近隣の子どもたちに手指消毒用アルコールを無償配布することから始めました。

すでに、70名ほどの子どもたちに配布することができました。

しかし、アルコールにアレルギーのある子どもへの配慮が必要だったり、薬剤師さんの助言を得る必要があったりと、難しい点もございます。

それでも、手指の消毒により子どもたちの感染リスクを大幅に下げられるのではないかということを期待して、わたしたちはこの活動を続けていきます。

  

 

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